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人生の武器「唯識(ゆいしき)」で、いじめを考察してみた

仏教の教え 唯識(ゆいしき)では、この世の事象は全て自分の勘違いと言う教えを示しています。


アバウトに言うと、
目の前にあるスプーンは、あなたがスプーンと思ってるだけで、そこにはスプーンなんてものはないのです。

と言う、ぶっ飛んだ解釈をします。

アバウト過ぎですね・・・笑い泣きタラー

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まじかるクラウン唯識思想を確立した世親 sesin&無著 mujaku 310 – 390年ごろ


ゆいしきは面白いです。
ゆいしきの思想でいろいろ考察してみました。

「唯識(ゆいしき)」で、いじめを考察してみた


例えば学校や仕事場で、

「あいつ大嫌い」と思うクラスメイト、もしくは同僚、部下がいるとします。

あなたはその人が好きになれません。


日々その相手に執着するばかりに、相手の全ての行動が許せなくなって、相手に攻撃を始めます。 

つい、相手につらく当たってしまいます。

おまえ気持ち悪い。

おまえ臭いな。

おまえは仕事ができないヤツだな。

と、相手を罵ったりします。

すると、あなたのその相手を憎む感情は、憎いという「言葉」を相手に発することで、

更にエスカレートしていく仕組みになっています。
あなたは相手を攻撃すればするほど、憎さが増大していくわけです。

最終的には何のためにこれほど攻撃しているのか自分でも分からなくなり、惰性と、引っ込みのつかないプライドのためにその攻撃を維持しようと固執していますね。

攻撃する方も、される方も、お互い全く発展性のない無意味な状況(世界)にいます。

無駄な時間消費、エネルギー消費をしています。

人生には限りがあるのにもったいない人生の過ごし方をしてしまいます。

いじめを受けている人も相当苦しいのですが、

実はいじめをしている人も本当は相当分の苦しみを抱いているという事をお分かりでしょうか。


いじめる側も苦しい?!

いじめをしている人は、実は自分が苦しくて苦しくて仕方ないんです。

それはその人が「真実の世界を見ることができない眼」を持ってしまっているばかりに。

真実を見れない眼だから、世界が全てねじ曲がって見えてしまっています。

憎む対象は人だけでなく、見えるものが全て憎いのです。 

その人にとってはこの世の全てが腹が立つ対象になります。

憎いと思うのは相手が悪いのではなく、そのように見てしまう(感じてしまう)自分側に原因があるのではないでしょうか。

そういう人は、気持ち悪いと思う相手に対して「おまえは気持ち悪い!」と言うのではなく、

私はあなたを気持ち悪いと「感じてしまっている」ようだ。(あなたはけっして気持ち悪くなんかないのだけども)

と言うべきが本当であるのです。

おまえ臭いぞ!と言うのではなく、私はあなたが臭いと感じてしまっている、自分の鼻の中が臭いもんだから。。。

と、解釈すべきであるのです。

この世は全て勘違いなのですから、

目の前の気持ち悪いと思い込んでいる人は、本当は全く気持ち悪くなんかなくて、それは気持ち悪いフィルターが付いてしまっている自分の眼が原因でそのように見えてしまっているのです。

自分の勘違いにより真実と違う見解をしてしまってる、そんな自分自身に問題があるのだと気づくべきでしょう。

気持ち悪いのは相手ではなく、

眼に張り付いた「気持ち悪いフィルター」なのです。

そんなものいつまでも引っつけておく自分の眼が気持ち悪いのである。 

正しいものを正しく見られないフィルターなんて早めにとっぱらった方が良いでしょう。

結局、

そんな不具合を装備をした感覚器官を持っていれば、憎いと思う人は絶えずあなたの目の前に発生し、

いじめをする人の前には常に臭い人、気持ち悪い人が付きまとう人生となり、

結局いじめをする側の人も実はかなり苦しい人生を歩んでいるということになってるわけです。

そのフィルターをとっぱらう方法は唯識思想でこの世の真理を理解することです。

そうするとやっと本当の世界が見ることができるようになります。
眼が、正常機能を果たすようになってきます。

あなたは常に勘違いの世界の中にいる

人が臭いと思うことも

気持ち悪いと思うことも

相手が腹が立つと感じることも

人が憎いことも

人が許せないことも

あいつは間違ってる!!

と思うことも。

全てあなたの勘違いなのである。

なんでそういう見解になるの?

臭いものは臭いじゃん?

悪いことするから腹が立つのは当然でしょう?

と、納得できない人は多いでしょう。

結局この世のまやかしに気づけていないだけで、あなたがこの世のタネ明かしに気づけば

「あ〜!あるほど!」

と、分かるはずなのです。

唯識は目からうろこ的な衝撃を与えてくれる思想で、結構おもしろいんです。

この世のタネ明かしをして、

憎む人も、憎まれる人も、

不毛な戦いはやめて、

「真理」を諦観(※ていかん)していきましょう!

※悟りの境地にあって物事をみること。

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