ままならない世の中を生きる

人生楽になる方法はある
私たちは世知辛い世の中を懸命に生きています。しかし、それは何のために頑張っているのでしょうか。自分のため?
では、その「自分」の「何」のため?
何かを頑張っているということは、言い換えれば今、自分の思い通りになっていないということです。思い通りになっていないから思い通りにすることで喜びを得ようとしているのですね。
そして一つ何か達成すると次なるステージ、次なる課題が出て来て、それは死ぬまで続きます。
どうしよう、の前に、本質を見極める
何かをしようとする時に「どうしよう」「どうしたら良いのだ」と考える前に、目の前の事象について「本質を知る」ことがまず大切です。
目の前の食材を調理するとき、その食材は野菜なのか肉なのか、味があるのか甘いのか酸っぱいのか、切るべきかちぎるべきか、煮る方が栄養価が高いのか焼いた方が衛生的なのか、など、食材の本質を知っているだけで最終的な結果は大きな差が出ます。
成功するか失敗するか、相手(人に限らず全てに於いて)の本質をまず見極めることが重要です。
人生も同じです。智慧も武器もなく目の前の問題が次々襲い掛かってくるのが人生です。人間の生きる道は険しくて苦しいのです。
そんな中、私たちが懸命に頑張るのはそれを乗り越えようとするからです。それは幸せのためにするのではなく、苦しみから逃れるために頑張っているのです。
しかし、時には失敗し、時には挫けます。それでも戦い続けるしかありません。天は人に試練を休みなく与えますから。
その時に、何も持たず素手で戦うより、武器を得た方が簡単に楽に短期間で乗り越えることができますよね。
その手段があるのに、わざわざ丸裸の素手で戦う必要はありません。
最強の武器を持ちましょう。
人生の苦しみをもっと楽にしてくれる、割と簡単に苦難を乗り越えることが出来る、そんなツールが仏教であり、この「唯識の思想」です。
唯識はこの世の真理を教えてくれます。
つまり、この世の「なぜなに?」のタネ明かしです。
マジックで「なになに?どういうこと?」と目の前の摩訶不思議な現象に翻弄されていると心が惑わされて悩みますよね。ネタバレしてもらうまでイライラしてしまいます。
やっとタネ明かししてもらうと心もスッキリして苦悩も和らぎます。
人生も同じです。
真理が分からないからもどかしくて苦しいのです。
もしそのネタを知っていたなら何も怖くないし、不安になることもありません。そして何が起こっても、その真理を知っているから対処も分かります。
相手の素性を知っていれば、対処方法がすぐに分かるし解決できます。また事前に防衛対策もできます。
唯識は最強の武器になります。その真理を知ることで私たちは怖いものはなくなり、人生がもっともっと楽になります。
運命は変えられますよ
変えられるのだから変えてみましょう。
それは真理を知ることです。
真理を知る(武器を得る)ことだけです。
真理とは一体なにか。何をすればよいのか。
それは、唯識の思想で毎日を暮らすことです。それだけで運命が変わってきます。
唯識の考えをベースにして人生を過ごしていけば、苦しみは軽減して心が軽くなり、不安もなくなって人生が楽になれるのです。
唯識の考えをベースにする生き方は、このサイトの各記事をお読み頂いて、どのような思想で自分を生かすのか、参考にしてみてください。